K様シャツ1

過去に作って既に納入したシャツの中から、K様に作ったシャツを紹介します。

このシャツの特徴はなんと言っても柄合わせです!
今回のような、WINDOW PANEは、合わせ甲斐のある柄です。柄合わせはカットの段階で柄が合うよう計算しなければいけないのでとても気を使います。写真はヨークと後ろ身頃ですが、センターが合っています。端にいくにつれズレていくのは曲線になっているからで、体にあわせて立体的になっている証です。

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ヨークと袖の合わせです。この柄は正方形でなく若干縦長なので、偶然ヨークと身頃の柄も合いました。
ヨークも身頃も左右対称の形なので、同じように合っていますが、これがテニスをかなりをやっていた人、ラグビーでタックルをやっていたなど、本格的にスポーツをしていたりすると片方だけ発達し、その体型にシャツを合わせると、片方だけ柄が合わなくなります。そのときはスプリットヨークにしてうまく対応できればいいですが、難しそうですね。
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手口(剣ボロ)です。縦も横も合わせるので、結構気を使います。
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外から見えない部分ですが、カラーステイの入り口もあわせています。(ちょっと見にくいですが)
ここもあわせているシャツは少ないですね。ナポリのシャツはここに共地を使わず、そのまま芯地が見えているものもあります。
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身頃に襟が付いて完成です。ポケットも勿論柄が合っています。左側に生地が重なっているのがわかるでしょうか。ここはペン挿し用で、ポケットにペンを入れても斜めに倒れないようになっています。ここも柄があっています。また、ポケットを作るとき、上2~3cmを内側に折って(巻いて)いますが、ここも柄が合うように折っているので、生地がすけて中の線が浮き出ることもありません。
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今回は柄合わせに特化した紹介ですが、一番重要なのは着心地ですよね。それを忘れないよう今後もがんばりたいと思います。




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